[日記の効果]日記を書くだけでなりたい自分へ近づける

日記を書くということは自分を観察することでもあります。たとえるなら夏休みの朝顔の観察のように自分自身を観察し、その結果を日記として記録しているわけです

そして自分自身を観察する効果は単に自分を知ることだけでなく、もっと違った効果もあるのだと最近気づかされました。

観察することで影響をあたえる

きっかけになったのがこちらの記事です。

この週末、ふと耳にした「シュレーディンガーの猫」という言葉が気になって調べてみました。軽い気持ちで調べ始めたら…

わたしなりに記事を要約すると、「観察すること自体がその観察対象に影響を与える」ということです。「シュレディンガーの猫」の話は知っている人も多いのではないでしょうか。

そして日記により自分という対象を観察してもそれは同じです。自分を観察すれば自分に影響が出るのです。あなたが深淵をのぞきこむとき、深淵もまたあなたをのぞき込んでいるのです。

ありたい姿へなるために重要なこと

シゴタノの記事の中では、観察することでありたい姿へ近づけるとあります。わたしもこれに同意します。では日記を書くことでありたい姿へ近づくにはどういったプロセスが必要でしょうか。

わたしはこの3ステップが必要だと考えています。

  1. 日記を書いて現在の自分を知る。
  2. 日記により現在の自分とありたい姿との違いがあぶりだされる
  3. あぶりだされた違いを埋める

このステップを進めるうえで一番大事なことはここだと思います。

ありのままのじぶんを受け入れることです。さらに言うなら記録によりできるだけ正確なありのままのじぶんを受け入れるのです。

逆なんじゃないか?と思う人もいるかと思います。今の自分を否定することで、違う自分になれるのではないかと。

しかし今の自分を否定するにも、その前に自分を受け入れなくてはいけません。しかもできるだけ正確な自分です。過小に評価するでもなく、過大に評価するでもなくありのままの自分を受け入れるのです。

ありのままの自分を受け入れられなければ、ありたい姿へ向かうためのコンパスは違った方向を指し示してしまうかもしれません。

終わりに

ここまでつらつら書いてきましたが、言いたいのはただ一つ。日記書くだけでなりたい自分に近づけるよ!ということです。

もちろん日記を書くだけでなりたい自分になれるわけではありません。しかし、日記を書くだけでなりたい自分への小さいけど大きな一歩が踏み出せているとわたしは思います。

日記を書くだけでその一歩が踏み出せるなら、それはとてもローリスクハイリターンではないでしょうか。

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