わざわざセルパブ本を書こうと思った3つの理由

「日記のすすめ」というタイトルの本をこの半年ほど少しずつ書き続けています。

実際だれに頼まれたわけでもなく、じぶんが書きたいと思って書いています。でもいったいなんでなんだろうと自分でもときどき疑問に思うわけです。

もちろん1%ぐらい「夢の印税生活」みたいな考えもあります。しかし99%の自分はそう甘いものではないと分かっています。

じゃあなんでなのか?少し考えてみました。

役に立ててかつ楽しい

このブログのまえにもひとつブログやっていたんですが、そのブログを始めた理由のひとつが「自分のアイディア」ってどうなんだろう?ということです。

どうなんだろう?っていうとあいまいですが、人の役に立ったりするんだろうかと。

実際前のブログではWorkFlowyのブックマークレットの使い方とか、実際の生活では話す機会があまりないようなことをブログでは書けました。

反響や感想があり、誰かの役に立てたのかなと思えるのはとてもうれしいものです。

そしてさらに書くこと、そう書くことそれ自体が楽しかったのはわたしにとって少しびっくりした体験でした。

なにか自分の中でうまい例えが見つかったり、話の流れがスムーズになったり、書いている中で新しい発見が見つかったり。

ブログを書いていたらいつのまにかもやもやがすっきりしたり。

「書くことが楽しい」

これが実は本を執筆しだした一番の理由かもしれません。そして実際楽しいです。

そして楽しく書けたものが誰かのお役にたてるのなら言うことないですね。

考えを深める

先ほども少し触れましたが、ブログを書いていると新しい発見があります。

最初書こうと思っていた記事とは全く違った記事になったり、そうでなくても新しい視点が見つかったり。

ブログという1000~3000字の文章でもそうした楽しい発見があるのです。もし数万字の本を作ったらどうなるのかな?と思いました。

本を作ることによって、より大きな発見があるのではないか。より考えが磨かれるのではないか。そう思ったのです。

では実際どうだったか?

執筆していく中で新しい発見がありました。またブログだったらたぶん書かないような部分を書いたりもして、そこから新たな発見もありました。

さらに言えば自分の中の日記についての思考が少し体系化しました。

たとえば本を書く前でも「日記を続けるコツは?」とか、「日記はどんなタイミングで書いたらいいの?」といった具体的な質問には答えられたと思うんです。

でも「日記ってあなたにとってなんですか?」とか「日記の効果ってどんなものがあるんですか?」といった少し抽象的であったり、分野を俯瞰したような質問にはすぐに答えられなかったと思います。

こうした質問にも今なら自分なりの考えを話すことができます。

今の仕事×なにか

ここらへんはぼんやりした理由なのですが、将来への漠然とした不安があります。

今の仕事をしていて10年後も安泰だなとはなかなか思えません。もちろん将来のことは分かりません。でも最近の環境の変化のスピードを考えると自分もなにかを変えてみないとと思います。

そこでなにかひとつチャレンジしてみようと一歩踏み出してみました。

そのひとつがブログなどでアウトプットしてみることでした。

そして本を書くことはさらにもう一歩踏み出したチャレンジです。このチャレンジがどうつながるか分かりません。

繋がるか分からない方が逆におもしろいかもとも思います。

今できること、そこにセルパブやブログなど新しいチャレンジが掛け算されて、どこかに繋がればいいなと思っています。

終わりに

ではなぜ「日記のすすめ」を書いたのか?どんなツールを使って書いたのか?そこらへんを次回は書きたいと思います。

そして肝心の本の発売はというと、校正推敲校正推敲の繰り返し中です。

年内の発売に向けてがんばります!

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