ネガティブにはネガティブの意味がある

ネガティブな人っていうとマイナスなイメージがどうしてもありますよね。

かくいうわたしもネガティブな方でなにか新しい仕事がくると

「ここでつまずくんじゃないか。できるのかな」

そんな心の声が聞こえてくるんですね。

じゃあネガティブってほんとにマイナスなのかっていうと必ずしもそうじゃないんです。今日はそんなお話です。

ネガティブの効果

なぜ、この人と話をすると楽になるのか』の吉田尚記さんと『疲れない脳をつくる生活習慣』の石川善樹さんがお話ししているこちらの記事を読みました。

その中でこんな話がありました。

石川: ポジティブなときは、高い視点で考えるから、いろんなものがつながって見える。クリエイティブなことを考えるにはポジティブなほうがよくて、厳密に考えるときはネガティブなほうがいい。「部活でレギュラーになれない理由」について考えるときは、楽観的ではなく、ネガティブに思考したほうがより厳密に考えられるようになりますね。

怒りは人を楽観的に、恐怖はロジカルにする!? ネガティブ感情には意外なパワーがある | ダ・ヴィンチニュース

そうネガティブなときに人は厳密にシビアに考えやすいんです。つまりネガティブな人=シビアに考える人と言ってもいいでしょう。

シビアに考える。いいじゃないですか。

・仕事に対してネガティブに考える
  ↓
・仕事に対してシビアに考える

こう考えるだけでネガティブな人へのマイナスイメージがなくなる気がします。

ネガティブ=ダメと考えない

だからじぶんのことをネガティブだと考えている人はそのことをマイナスに捉えないでほしいんです。

ネガティブじゃないんです。厳密に、シビアに考えやすいだけなんです。それは長所ともいえるような性質のはずなんです。

じゃあポジティブはどうなのかというと、上の引用でもあったようにポジティブな時は高い視点で中長期的にものごとをみることができます。

だからポジティブな方がいい、ネガティブな方がいいというわけではなく、ポジティブとネガティブ両方必要なんです。

ネガティブな人は目的地へつながる道にある近くのつまずきそうな石に注意がいきます。逆にポジティブな人は遠くの登るのがつらそうな山に注意がいきます。

こう考えるとわかりやすいかもしれません。

ポジティブ→ネガティブの順番

じゃあポジティブとネガティブな思考をどう扱えばいいのでしょうか。

わたしのおすすめの順番はポジティブなことを考えて、そのあとネガティブなことを考えることです。

何回か当ブログでもお話しした「メンタルコントラスティング」が使えるからです。

詳しくはこちらの記事をどうぞ

「やりたい」を「やる」にするためのテクニック「WOOP」を紹介するよ!
私のポリシーの1つが「じぶんをうまく使いこなす」です。 使いこなさないとだらけるし、さぼるし、そのくせ変に完璧主義なところあるし、むにゃむ...

メンタルコントラスティングは言ってしまえば「目標はポジティブに立て、計画はネガティブ(シビア)に」立てて、目標を達成しやすくなる技術です。

だからネガティブな人は、まずポジティブに考えてからネガティブに考えるように心がけてみてください。

終わりに

ポジティブ、ネガティブどちらにもいい面、悪い面があります。

絶対的にいいもの、悪いものなんて世の中にはそうそうないと思います。

だからそれぞれの感情や考え方のメリット、デメリットを理解してうまく付き合っていきたいですね!

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引用した記事で紹介されていた本です。もちろん買いました。

 
メンタルコントラスティングについて知りたい方はこちらもどうぞ。