使ったお金を必要、投資、栄養、浪費に分類して分かった1つの重要なこと

家計簿をつけていて気づいたことがあります。ひとは「浪費」なんてしないんだなと。

浪費などない?

説明させてください。

わたしはオーソドックスに使ったお金を食費や生活費などに分類しています。さらにもう1つの分類方法として必要、投資、栄養、浪費の4つに分類しています。

例えば毎日の食事のように必須なものは「必要」

勉強のための本など将来に向けたものは「投資」

好きな漫画や小説、お菓子など必須ではないけど自分にとって重要なものは「栄養」

無駄に使ったお金は「浪費」

このように分類することで、自分がお金をどんな使い道にどのぐらい使ったか分かります。この分類方法をかれこれ2年ほどやってきて分かったことがあります。

浪費がほとんどないのです。

人は理由があってお金を使う

浪費がないのはわたしが節約家だからとか意志が強いからではありません(むしろ意思は弱い方です)

ではなぜ浪費がないのか?

それは単純に浪費しようと思ってお金を使っていないからです。

「ちょっとムダ遣いしたいからお菓子でも買おうかな」と思って買うわけではありません。「今日がんばったし、自分へのご褒美にお菓子でも買おう」みたいに思って買うわけです。

例えば浪費の最たる例とも言える賭け事であっても、気分転換と言い張ることもできます。だから使ったお金は「浪費」ではなく「栄養」に分類されます。

だから節約には痛みが伴う

ここから分かったのは人は「無駄」のためにお金を使っていないということです。ですから家計簿をつけても無駄は見つけられません。

なにかしら自分に必要な支出を削らないと節約はできないのです。節約するためには浪費という分類を作るよりも、月々の使用限度額を決める方が無駄を削るには有効でしょう。

ただ例えば月額いくらか払っているのに使っていないアプリなんかは本当に無駄です。ですから正確には人はお金を使おうと決めるときには「無駄」にしようと思っていないということかもしれません。

終わりに

家計簿も立派な記録です。お金の使い道は自分がなにを大事にしているかの目安にもなります。

家計簿はめんどうな作業と思われがちですが、見返してみるのも案外楽しいものですよ。

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